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除菌清掃できていますか?普段からできる除菌方法を再確認!

カテゴリ:ブログ

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、私たちの生活にも除菌が欠かせないものとなりました。体に害のある細菌やウイルスにしっかり対処するためにも、除菌の基本的な知識と除菌剤の使い方などについて、正しく知っておきたいものです。

 

 

 

目次

 

1.除菌の基礎知識と重要性

 

 

2.清掃の手順

 

 

3.除菌清掃におすすめの道具・アイテム

 

 

4.除菌清掃で注意すべきポイント

 

 

5.まとめ

 

 

 

1.除菌の基礎知識と重要性

 

除菌とは、細菌やウイルスを取り除くことを言います。まず、細菌とウイルスの違いを理解しておきましょう。

 

細菌とは、温度・湿度・栄養の生育に必要な材料と環境がそろっていると、自分自身で増殖していくことのできる生物です。それに対して、ウイルスは細菌のように自身単独では増殖できません。細菌よりもウイルスのほうが小さく、増殖するには他の生物に寄生する必要があります。人から人へ感染する場合は、口から飛んだつばの中に含まれるウイルスが、別の人の口の中に飛び込むという具合です。

 

細菌とウイルスの数を減らして、増殖させないのが除菌の目的です。そのために、一般家庭でも使用できる除菌剤がいろいろ出ています。ただし、その成分によって効果の現れ方が違うことに注意しましょう。用途に合わせて、適切な種類を選んでください。

 

家庭用の除菌剤の成分は、主にアルコールか次亜塩素酸ナトリウムです。細菌の除菌にはアルコールが有効ですが、ウイルスの中には効かないものもあります。短時間で効果が現れ、すぐに揮発するので使い勝手は良いですが、ウイルス対策として万全ではないことには注意してください。

 

その点、次亜塩素酸ナトリウムは、アルコールが効かないウイルスの除去にも効果があります。細菌に対しても、家庭環境に生育するものなら広く対応しており、食材の除菌にも使えるので便利です。アルコールより揮発するのに時間がかかることに注意してください。

 

衣類に付着したウイルスを除去するなら、塩素系漂白剤という手もあります。次亜塩素酸ナトリウム濃度が高いため、除菌効果は高いですが、別の成分が混ざると有毒ガスが発生することがある点に注意が必要です。

 

 

 

2.清掃の手順

 

除菌清掃の手順はいずれの場所であれ基本は同じですが、オフィスや店舗での間違いやすいポイントをまずお伝えします。

 

除菌剤を使って紙や布で拭き掃除をしたら、一度使った紙や布は使い回さないよう徹底しましょう。同じ布で違う場所を拭くと、除菌どころか、逆に菌を広げてしまうことになります。使い捨てのペーパータオルをその都度使うのがよいでしょう。

 

また、拭き掃除のやり方にも注意です。拭くときは一方向に1回だけ拭くようにしてください。手を上下させる拭き方、ぐるぐると円を描くような拭き方では、菌を広げてしまいます。

 

先ほど「使い捨てのペーパータオルが便利」と述べましたが、ゴミ箱が紙であふれることのないよう、捨てるときはなるべく小さくたたんで捨てるのがコツです。菌の付いた状態でむき出してゴミ箱に入れていると、それが感染源になることがあるので、ビニール袋に入れて捨てるとなおよいでしょう。

 

除菌剤を使った手指消毒も一般的になりましたが、アルコールなどの除菌剤をつけていれば大丈夫というわけではありません。その前の手洗いこそが、ウイルス対策には大切です。まずはしっかり手を洗って、それから除菌剤で消毒するという手順を間違えないようにしましょう。清掃の際も、「まず自分の手をしっかりきれいにしてから」という意識を忘れないでください。

 

家庭では上記に加えて、家庭用洗剤を使ってドアノブ、電源スイッチ、冷蔵庫の取っ手などよく触れる場所を清掃します。洗剤を使用した水拭きの後、数分置いてから乾拭きするのがポイントです。

 

 

 

3.除菌清掃におすすめの道具・アイテム

掃除道具

 

除菌清掃におすすめのアイテムは除菌剤です。ただし、除菌剤の成分は製品ごとに違います。

 

ドアノブやテーブルの除菌に効果的なのは、先にも挙げた次亜塩素酸ナトリウムです。次亜塩素酸が持つ酸化作用によって、ウイルスを無毒化します。

 

同じ目的では、界面活性剤も有効です。ウイルスの膜を破壊して無毒化する成分で、家庭用の洗剤によく使用されています。

 

除菌剤とは別に、抗菌剤や抗ウイルス剤という商品もたくさん出ています。これらは細菌やウイルスを除去するのではなく、あらかじめそれらが増殖しにくい環境を作って抑制することが目的です。清掃の効率がアップするので、除菌剤と併せて使うとよいでしょう。

 

おすすめの道具としては、前述のペーパータオルです。使い捨てで衛生的、コストパフォーマンスが高いアイテムとなります。

 

 

 

4.除菌清掃で注意すべきポイント

 

どの成分の除菌剤であれ、直接吸い込んだり、飲み込んだりしないように注意しましょう。目に入らないようにも注意してください。次亜塩素酸ナトリウムは皮膚にもつかないよう、注意が必要です。

 

また、除菌清掃が大切とはいえ、その清掃を担当する清掃員の安全をおろそかにはできません。必要であれば、医療機関で用いられる使い捨ての手袋と防護服を使用しましょう。なお、防護服は着用時よりも脱ぐときに注意が必要です。感染制御に詳しい専門家の指示に従うようにしてください。

 

 

 

5.まとめ

 

昨今、除菌への意識が高まっていますが、具体的になにをどうすればよいのかわからない人も少なくありません。上記の内容を参考に、除菌の基礎知識を理解し、清掃手順や除菌剤の使い方などを覚え、実際の清掃に役立ててください。

 

サンモールサービスでは、除菌清掃に限らず各種清掃を承っております。

清掃のご依頼をご検討されている方はお気軽にお問い合わせください。

 

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株式会社サンモール・サービス | 2023.06.29 11:00