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厨房の壁はきれいですか?意外と見落としがちな壁の汚れの清掃方法

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厨房の壁はきれいですか?意外と見落としがちな壁の汚れの清掃方法

 

最近は、飲食店の厨房がホールから見えるオープン型のお店が増えています。そうすることでライブ感が高まりますし、お客様とスタッフとのコミュニケーションが取りやすくなるからです。こうした形態の厨房では、常にお客様から見られていることを意識して、厨房内をきれいにしておく必要があります。

とりわけ厨房の壁は一番目に付くところですし、汚れやすい部分でもあります。それだけに、厨房の壁をきれいな状態に保つための清掃法を習得しておくことは大事です。注意点と共に、効果的な清掃方法をチェックしてみましょう。

 

 

 

 

目次

 

1.厨房の壁の汚れの主な原因

 

2.厨房の壁を清掃するときの注意点

 

3.効果的な清掃方法

 

4.まとめ

 

 

 

1.厨房の壁の汚れの主な原因

 

厨房の壁の汚れは、主に油汚れです。たくさんの油を使う揚げ物であれ、ちょっとの油で炒め物をする場合であれ、調理で油を熱するとそれが空気中に飛散します。その後、壁に油が付いて温度が下がると固まってしまうのです。さらに、油が酸化して黒くなったり、空気中を漂うホコリや汚れと結びついてより汚く見えるようになります。こうした油汚れはべとべとしていて、かなり粘着力があります。そのため、単に壁を水拭きするくらいでは落ちません。しかも、汚れと結びついてイヤな臭いを発することもありますので、お店の清潔感を落としてします。

 

調理油の汚れの他にも、体が壁に接することで付く皮脂汚れもあります。これは厨房の出入り口の体が触れやすい場所や、スイッチやコンセントなどの手で触りやすい場所で目立つものです。他の部分はきれいなのに、一部分だけ黒く汚れているのはこうした皮脂汚れが原因というケースが多いです。

 

また、レンジ周りやシンク周りは食材や調味料が飛んで、それが汚れとして残るケースもあります。ケチャップや醤油のように、そのものが強い色素を持っていると色が壁に染みついてしまって、かなり目立ちます。壁全体が汚れるというよりも、水滴のような形で点々として汚れが目立つときは、こうした原因が考えられるでしょう。

 

さらに、カビが汚れの原因となっていることもあります。建物の排水や換気が悪いと壁が湿気に常にさらされる状態となり、カビが生えることがあります。また、厨房内でも特に茹で釜やシンク周りなどは、常に水分に接していますのでカビが生えやすい環境となります。また、タイル張りの壁の場合、目地の部分が黒くなってしまうのもカビが原因です。

 

他には、洗剤汚れが蓄積して劣化したものが汚れとなることがあります。これは、主に床やシンクを清掃した時に使った洗剤がはねて壁に付いてしまったというケースが多いです。洗剤汚れは虫や雑菌にとって栄養源となるので、ゴキブリなどを引き寄せる事態につながる要注意の汚れと言えます。

 

 

 

2.厨房の壁を清掃するときの注意点

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厨房の汚れは頑固なので、強めの洗剤を使って清掃することが多いです。しかし、厨房の壁を清掃する時には注意が必要です。というのも、見た目や機能を考えて、厨房の壁にはいろいろな素材が使われているからです。清掃ではアルカリ洗剤をよく使いますが、業務用はかなり強いものが多いです。しつこい油汚れもすっきり落とせるので良いのですが、アルミ板に使うと黒ずんでしまいます。また、木材の白いままの内装に使うと、濃い色が着いてしまうことがあります。さらに、一部の塗料とも化学反応を起こして色あせや変色を引き起こす可能性がります。

 

また、頑固な汚れを落とそうとして、雑巾やスポンジなどを使って力を入れてこすると壁を傷つけてしまうこともあるので要注意です。スポンジの硬い素材や、洗剤の研磨成分のせいで、ピカピカと反射していた金属の板がこすり傷だらけになってしまった、白木がボロボロになってしまったというミスにつながります。

 

 

 

3.効果的な清掃方法

 

厨房の壁を掃除する場合には、まず上記の注意点を踏まえて、材質に合った洗剤と掃除方法を選ぶことが肝心です。全体的に言えるのは、できるだけ強い洗剤は使わないことと、ゴシゴシと強くこすらないことです。汚れの種類にもよりますが、まずは一般的な中性洗剤を使ってみましょう。柔らかめのスポンジに多少多めの洗剤を付けます。そして、それをこするのではなく、洗剤を壁に乗せるような感じでトントンと叩いていきます。後は、洗剤の成分が汚れを分解してくれるのを待ちます。少し放置したら、濡れ雑巾で拭き取って汚れが落ちているかを確認します。

 

頑固な油汚れや洗剤のカスなどは、熱を加えると溶けだして掃除しやすくなります。そのため、雑巾にお湯を付けて、壁に押し当てるようにして温度を上げると汚れを取り除きやすくなります。同時に、上のようにスポンジと洗剤で洗浄していけば効果的に掃除をすることができます。

 

 

 

4.まとめ

 

厨房の壁は汚れやすく、いろいろな原因の汚れが付きます。さらに、壁の材質によっては慎重に掃除をしないと、見た目を損ねてしまう可能性もあります。そのため、それぞれの箇所に適した清掃方法を押さえて、丁寧に掃除していきましょう。そうすることで、いつも厨房をさわやかな状態に保つことができます。

 

サンモールサービスでは、厨房全体、店内の清掃も承っております。

飲食店の定期清掃・スポット清掃をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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株式会社サンモール・サービス | 2023.11.28 12:09